目次
ゾンビバットのあらすじ
何かが原因で世界はゾンビだらけになってしまった。
そんな世界で、バットを携えゾンビを殴り続ける女子高生:ヒミコは、ゾンビ化した母親をかくまう少女:ワンコと遭遇する。
ゾンビを殺すヒミコとゾンビをかばうワンコ。世界の終末の中でそれぞれの思いが交錯する!!
・女子高生がゾンビを殴る描写が好きな方
・写実的できれいなイラストが好きな人
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ゾンビバットを読んだ感想
ゾンビバットの感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/
主人公:ヒミコがゾンビを殴る描写はバイオレンスだけど美しい
「ゾンビバット」というタイトル通り、女子高生のヒミコがバットを使ってゾンビを殴る描写が特徴的な作品です。
・・・いや、本当にそれだけ? って思うかもしれませんが、その描写が芸術的なんです!
特に、ヒミコの着ているセーラー服姿の書き込みが素晴らしくて、かなり写実的かつ細かく書き込まれています!
絵柄のイメージとしては、「無限の住人」や「ファイアパンチ」、「チェンソーマン」を連想させるものです。ただ個人的には松林 頂先生の「ゾンビバット」の絵柄が一番好きです。
特に動いたときに自然とできる制服のシワの書き込みとローファーの光の反射具合の描写は圧巻です!!
筆者はどちらかというと、芸術作品としての目線でゾンビバットを楽しんでいたように思います。
もちろんヒミコのキャラも良い感じにネジが飛んでいておもしろいです。
ヒミコはゾンビを殴ることが楽しくて、ゾンビだらけになった世界を素晴らしい世界だと本気で思っています。この世の終わりと思える世界を全力で楽しんでいるのです!
ゾンビを殴っている時のヒミコの笑顔は見ていて非常に美しいです。
「きれいなバラにはトゲがある」といいますが、まさに「きれいな女子高生にはバット」がある!
そんな感じです!!(*´▽`*)
他ではなかなか見られないキャラとなっていますので、是非読んで確かめてほしいです。
ゾンビになった母親をかばう少女:ワンコとの出会い。
ヒミコはワンコがゾンビに襲われていたところを助けます。
そしてヒミコはワンコに「わたしならゾンビ皆殺しにしてワンコさんを護ってあげられます」
と拠点で一緒に暮らすことを提案します。
しかしワンコは「遠慮しておきます」と断ってしまいます。
ワンコは実の母親がゾンビとなり、その母親を家でかくまっていたのです。
ゾンビがワンコの家にいることを感じたヒミコはワンコの家にガソリンを撒いて燃やします。
Yeah!!ヒミコさんぶっとんでるぅぅ!!(*‘∀‘)
なんとか炎を消すワンコですが、ヒミコにゾンビをかくまっていることがばれてしまい、拘束されます。
そしてゾンビの母親をワンコと同じ部屋に入れて、立ち去ります。おなかを空かせた母親ゾンビがワンコを食べるかどうか見極めるためです。
親子の絆よりもゾンビの本能が優先されるに決まっている。
ヒミコはもはや人間よりもゾンビのことを信頼しているんじゃないかと思わされます。
果たして、ワンコは母親に食べられてしまうのか!?(;’∀’)
ゾンビだらけの世界、この世界に希望はあるのか
ゾンビパンデミックと呼ばれる現象から4か月経過した世界です。
世の中の大半はゾンビに溢れていて、生存者は少ないように作中では描写されています。
ゾンビパンデミックの原因についても冒頭で多くは語られていません。
でも、そこがいいんです!!読者に想像の余地を残していて、自然と読者にゾンビバットの世界観を考察するように作られているように思います。
多くを語らないというのも、ゾンビバットのおもしろい要素かと思います。
ただ、ゾンビだらけの世界になったことには原因は間違いなくあって、原因があるならばそれを解決する希望は何かあるはずです。
果たしてゾンビバットには希望が残されているのでしょうか!?
あぁ、先が気になる!!(*’ω’*)
まとめ:ヒミコはただゾンビを殴り続ける。この世界が好きだから。
ヒミコはゾンビを殴ることが好きなので、この世界に満足しています。
そんなヒミコが自分とは対照的な考えを持つワンコと出会う。この出会いによってヒミコの心境にも変化が出てきます。そこも注目ポイントですね。
原作は完結していて全3巻という巻数となりましたが、非常に美麗な描写と絶望的ですが綺麗な世界観が魅力的な作品です!!
是非、気になる方にお読み頂きたいです!!(*´▽`*)
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