目次
狼と香辛料のあらすじ
行商人のクラフト・ロレンスと商取引のために訪れたパスロエ村で知り合ったヨイツの賢狼「ホロ」の行商人の物語。
中世のヨーロッパ時代をイメージさせる架空の世界が舞台で、ロレンスとホロが色々な事件に巻き込まれたり、無理難題を解決しつつ、ホロの故郷である「ヨイツ」を目指して旅を進めていく。
タイトルの狼と香辛料は、「狼」が賢狼ホロを、「香辛料」がロレンスを表しています。
ホロは、普段は少女の姿ですが、その正体は巨大な狼です。
香辛料は、商売の節度を説くため、正教会が創作した戯曲の登場人物「肥え太った魂にたっぷりと香辛料のうまみを効かせた大金持ちの商人」を引き合いに出して、彼を大成する商人として褒めた言葉にちなんでいる。
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狼と香辛料の面白いポイント
狼の香辛料の面白いポイントや見所ポイントを紹介していきます。(*^^*)
ロレンスとホロの出会い
ロレンスとホロの出会いは、ロレンスがパスロエ村に商取引をするために行ったことがきっかけです。
ホロは、パスロエ村の麦に宿った娘で、数百年もの間、麦の豊作に尽くしていました。
ある年は豊作にしたり、ある年は土を休ませるために不作にしたりと村のために色々と考えて尽くしていましたが、農業技術などの発展により、自分がないがしろにされるのを感じ、望郷の念を募らせていました。
そして、村の収穫祭の日に、偶然通りかかったロレンスの荷馬車の麦束に乗り移って村を脱出したのであった。
これがロレンスとホロの出会いで、狼と知った上で故郷を目指す旅が始まります。
ホロがかわいい!わっちわっち
普段は10歳半ばの小柄な少女の姿をしているホロですが、ほんとにかわいいです。
ロレンスにちょっかいをかけるところだったり、仕草だったり、お酒で酔っ払っていたりと見ていて癒されます。
また、ホロは「わっち(私)」「ぬし(貴方)」「…ありんす」「…かや」「…してくりゃれ」などの廓詞(くるわことば)を使って会話をするのですが、ここもかわいいです。
まぁ、数百年生きている狼なわけですが…(笑)
賢狼ホロの賢さと圧倒的な強さ
賢狼ホロの見所は、上で述べた可愛さだけではありません。
「賢さ」と「圧倒的な強さ」も兼ね備えた、危険な旅路を共にするパートナーとしてはかなり頼れる存在です。
ホロの賢さ
商会に、毛皮を売る際に、りんごで香り付けをして付加価値をつけることで、普段より高値で売るという交渉をしていました。
その香りは、普段から動物が良いものを食べている証拠で、他の毛皮より丈夫だという嘘を言って高値に。
行商人は騙し騙されの世界のようで、騙されて腹が立っているようでは一人前とは言えないとのこと。
そこから交渉術を学ぶのが一人前とされているようです。
普段からロレンスの悩みやアドバイスなども、この賢さがあってこそのものなので、そこもまた見所の1つです。
狼としての圧倒的な強さ
狼の姿をしたホロは、普通の狼と違って大きさが全然違います。
人を見下ろすことのできるほどの大きさなので、高さは3mぐらいはありそうです。
そのため、時には武器を持った敵を薙ぎ払い、時にはロレンスを背中に乗せて走ったりとヒロインとしては、異例の強さと言えるでしょう。(笑)
しかし、この強さがロレンスとの危険な旅路には必要不可欠であり、面白いポイントでもあります。
羊飼いノーラとの金の密輸作戦
ある時、商取引に失敗して期日までに大金を用意する必要が出てきました。
用意できなければ、残りの人生は重労働をする奴隷のような扱いを受けるという危機的な状況でした。
そこで、旅路で知り合った羊飼いの「ノーラ」という少女と金の密輸をして大金を稼ぐことを思いつきます。
もちろん、この世界でも密輸は重罪になるのですが、残りの自由に動ける時間を考えると、このくらいしかお金を用意することができないということで、迷った挙句、計画を実行に移すことに…
金の隠し方・運び方も斬新なもので、ぜひ見て欲しいところですね。
ロレンスとホロの旅は、このような危機的な状況に何回も陥り、その度に、ホロや周りに人に助けられたり、助けたりしながら進みます。
この先どうなってしまうんだろうというドキドキ感とどう乗り切っていくのだろうというワクワク感があって、とても読み応えのある漫画です。
まとめ:ホロがかわいい
旅路や危機に陥った時、商取引の交渉など見所が多い作品ですが、やっぱり一番はホロがかわいいということですね。
これに尽きます。
この可愛さをもっと見たいという方は、ぜひ!!
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