【漫画】ソウナンですか?|サバイバル経験豊富なほまれと普通の女子高生4人の無人島生活

ソウナンですか?のあらすじ

修学旅行中の飛行機の不時着事故で何とか生き延びたものの無人島で生活することに…

無人島に漂着した女子高生4人、鬼島ほまれ、鈴森明日香、天谷むつ、九条紫音が、サバイバル生活が得意なほまれの知識を活かしながら、救助が来るまで日々を生き抜くために奮闘する姿を描く。

 

 

ソウナンですか?はこんな方におすすめ

・無人島生活という極限状態を生き抜くサバイバル漫画が好き

 

 

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ソウナンですか?を読んだ感想や面白いポイント

ソウナンですか?の感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/

 

サバイバルが得意な主人公:鬼島ほまれ

修学旅行中の飛行機が海の上に不時着するところから始まり、生き残った4人の女子生徒を中心に、無人島でサバイバル生活するというもの。

 

主人公:鬼島ほまれは、父親にサバイバル生活を教えられ、厳しい自然の環境で生き抜くための知識やスキルを持っている女子高生です。

 

そんな中、そういった知識やスキルがない他の3人とサバイバル生活が始まります。

 

主要な登場人物は、次のような人たち

 

鬼島ほまれ:サバイバル知識が豊富でみんなを引っ張る存在

 

鈴森明日香:体育会系の元気な女の子。大事な食料(ヒキガエル)を優しさから逃がしてしまう。

 

天谷睦:頭脳派でほまれのサバイバル知識をどんどん吸収する。

 

九条紫音:生粋のお嬢様タイプ。優しさや手先の器用さはあるが若干わがまま。

 

こんな4人で無人島で生き抜いていきます。

 

鬼島ほまれは、小さい頃から父親とサバイバル生活をしており、砂漠からシベリアまで世界中、様々な場所でサバイバル生活をすると言う異色の経験を持っています。

 

基本的に、生き抜くこと以外に関しては、関心やモチベーションが沸かないタイプ

 

高校生活では、クラスメイトの恋愛話が理解できず、紫音のわがままで日焼け止めなどを作った際も「生き残るためには必要ない」と乗り気ではない様子でした。

 

しかし、無人島には無い鉄(※)を発見した時は、「ナイフが作れるんだぞ!」とすごくワクワクしている様子。(笑)

 

いつも、クールな振る舞いをしているほまれが、ワクワクしてテンションが上がっている姿はギャップがあって可愛いですね。

 

※廃屋があり昔は誰か住んでいた模様。その廃屋で鉄を発見。

 

サメの襲撃やイノシシの討伐など手に汗握る展開【ネタバレ】

サバイバル生活のため、危険な場面に多々遭遇しますが、それを1つ1つ乗り切っていく4人の姿も読みどころの1つですね。

 

例えば、

  • 飛行機不時着から無人島に渡る際のサメの襲撃
  • 食糧確保のためのイノシシとの戦い
  • 紫音の遭難、別の島に流され絶望的な状況

など手に汗握る展開が多々繰り広げられます。

 

若干ネタバレ要素があるので、ご注意を。

 

飛行機不時着から無人島に渡る際のサメの襲撃

飛行機が海に不時着してから、飛行機の残骸に乗り一夜を明かしますが、無人島が見えてきたので移ることに。

 

ほまれは、サメの存在に気づいていたものの

  • 破片の上に乗っていても仕方ない
  • みんなに知らせても怖がらせるだけ

ということで黙っておいて、泳いで無人島に渡ることに。

 

途中で、サメに追われ、追い付かれるところまで来たのですが、ほまれの柔軟な対応で難を逃れます。

 

逃れる方法も調べて見ると実際に効果のある方法のようで、リアリティがありますね。

 

食糧確保のためのイノシシとの戦い

無人島生活で食料の確保は必須のため、罠を仕掛け動物を捕らえることになりました。

 

罠にかかったイノシシも大人しくしているはずもなく、近づいてくるほまれ達を威嚇します。

 

サバイバル生活に慣れていない他の3人と協力してイノシシに立ち向かっていくところは、見どころですね。

 

イノシシが取れて、無事イノシシ肉にありつけるのかは見てのお楽しみです(笑)

 

紫音の遭難、別の島に流され絶望的な状況

今までで一番絶望的だと思った場面ですね。

まさかの遭難中に、さらに遭難するという事態に…

 

食糧確保のため、ほまれと紫音が海で魚を釣ろうとしていました。

ほまれは海の中で潜って捕っていましたが、紫音は泳げないため、イカダの上から釣りをすることに。

 

しかし、ほまれは潜っていて紫音から目を離しており、紫音も釣りに夢中でイカダが流されていることに気づかない…

 

ほまれが紫音と合流しようと上がってきた時には遅く、紫音の姿がどこにも見当たらないという絶望的な状況に。

 

なんと、紫音は近くの別の無人島に流されていきました。

 

責任感を感じたほまれは、明日香と睦を置いて、紫音を助けに向かうのだが…

 

何気にサバイバルの才能のある:天谷むつ

天谷むつは、この無人島生活をするまではサバイバル経験など全くない普通の女子高生でした。

しかし、サバイバル生活が進むにつれ、ほまれにサバイバルに向いていると褒められます。

 

元々、頭が良く、勤勉なタイプなので、ほまれが教えるサバイバル知識をどんどん吸収して自分のものにしていきます。

吸収するだけでなく、状況に応じてアレンジを加えたりするので、その柔軟性がサバイバルに向いているということかもしれませんね。

 

例えば、動物を捕まえるためのトラップ設置です。

ほまれに教えられたトラップだと、周囲に設置するために必要な木の枝が無いということで、トラップが使えない状況でした。

 

ですが、むつは、トラップの本質を捉え、他に代替できる方法がないか探して、トラップを設置します。

 

一見、簡単そうですが、慣れない状況下の中で柔軟な発想ができるのは素直にすごいなと思いましたね。

 

普通の女子高生だった子が、生き抜く力を手にして成長していく姿は、見どころの1つですね。

 

水分補給などの実践的なサバイバル知識

作者の岡本健太郎さんは、漫画家でありながら猟銃と狩猟免許を持っている方で、代表作である「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」では、実体験を元に描かれています。

 

そんな経験もありサバイバルに関しての知識も豊富で、ソウナンですか?でも実践的なサバイバル知識が盛り込まれているのが見どころですね。

 

例えば、

  • 水分補給について
  • 水を得る方法
  • サメの対処法
  • 遭難時の水分確保の方法
  • 食料の毒の有無を確認するパッチテストの方法

などサバイバルに活かせる知識がたくさんありました。

 

水分補給については、体から何%の水分が無くなると、どの程度の脱水症状になるかなど、結構具体的な知識が解説されています。

 

実際に、遭難した時に覚えていて損は無いですね。

 

自然環境での遭難では無いですが、台風などによる遭難時にも、水分補給などの知識があるに越したことはありませんから、結構身近に使えそうな知識もあるのでは無いかなと個人的に思っています。

 

作中でも語られていますが、「知識によって生存確率が大きく上がる」ので、覚えておいて損なしです。

 

とは言え、作者の実体験による知識と言えど、一度自分でも調べておいた方が良いですね。

 

まとめ:サバイバル漫画が好きな方におすすめ!

女子高生4人が厳しい自然環境の中で生き抜くサバイバル生活を描いた「ソウナンですか?」について見どころや感想をまとめました。

 

実際に自然環境に身を置いている作者だからこそ描けるリアリティがあり、実践的なサバイバル知識も少し学べるので面白いですね。

 

サバイバル漫画が好きという方にはおすすめの漫画です。

 

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