SEのあらすじ|17歳の天才プログラマーが開発するものとは?

SEのあらすじ

自分の未来の可能性を手に入れること

 

主人公:丘史郎は、プログラム専攻科の22歳大学生で、通学電車でよく会う女子高生:高島百香がプログラミングの本を読んでいて興味を持つ。

 

話しかけないものの興味を持ってくれるように、自分もプログラミングの本を読むことに。

しかし、史郎は学生最終日で、通学の電車内で会えるのが最後であった。

 

このままでは、一生話せなくなってしまうと思い、百香に話しかける決心をする。

 

百香がいつも降りる駅で、史郎も一緒におり、話しかけたもの百香のカバンをぶちまけてしまい、女子高生が持っていないようなものが出てきて2人とも焦り、逃げるように分かれるという結果に…

 

史郎は、落胆しつつも社会人生活に向けて、気を取り直して就職するが、史郎の目の前に現れたのは、高島百香だった。

 

SEはこんな方におすすめ
・自分の目標や夢に一生懸命真っすぐ頑張る姿が好きな方
・システムエンジニア関連の漫画に興味がある
・恋愛漫画が好き
・下ネタが好き

 

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SEの感想や面白いポイント

SEの感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/

 

丘史郎(おかしろう)と高島百香(たかしまももか)の2度の出会い

丘史郎と高島百香は奇跡的にも2度の出会いをします。

 

1度目の出会いは、史郎が学生の時で、あらすじにも書いた通り通学電車の中です。

 

プログラミング本を読んでいる百香を見つけ、

「プログラム専攻科でもプログラマーを目指す女の子は少ないのに、女子高生でプログラミングの本を読むのか」

「超話しかけてぇー」

と興味を持つようになります。

 

史郎もわざとらしく百香の前で、プログラミング本を読むことにしました。

 

後に分かりますが、百香もプログラミングを読む前から史郎がチラチラ見ていることに気づき、興味を持っていたとのこと。

 

しかし、学生最終日で、電車通学が最後の史郎が、勇気を出して百香に話しかけようとしますが失敗します。

 

そんなこんなで、1度目の出会いは悲しい結果で終わることになります。

 

2度目の出会いは、社会人になって会社に就職した時のことです。

 

システムエンジニアとして、SEの株式会社「PEACH SYSTEM(ピーチシステム)」に就職した史郎は、“社長”の高島百香と再会します。

 

この会社で史郎と百香は、一緒に自社製品の開発をすることになります。

 

ここで主要な登場人物を紹介しておきます。

 

丘史郎:新人SE、開発商品に対しツッコミながらも百香の目標の力になれるよう一生懸命頑張る。

 

高島百香:17歳の現役女子高生でありながら、天才プログラマーであり会社の社長。超ド変態

 

成瀬真(なるせまこと):35歳同僚のプロジェクトマネージャー。星と武藤さんの幼馴染

 

森田菜乃(もりたなの):25歳同僚。年齢より幼く清楚に見えるが、本性は想像の斜め上を行く。

 

武藤麗子(むとうれいこ):32歳同僚。前職は作業療法士で、その時から百香の持病を心配している。

 

星(ほし):星製作所の社長で、PEACH SYSTEMの製品の製造を担当している。

 

元凄腕のSEで、助っ人で呼ばれたものの、コードからその人の性癖を当てたり、女性社員にセクハラしたりで嫌われている。

デスマーチがすぐに終わると評判だが、腕前のせいだけでなく、周囲の社員が星を早く帰らせたい一心で一致団結するため。

こんな個性豊かな面々で物語は進んでいきます。

 

17歳の天才プログラマー社長:百香と史郎が作るのは「アダルトグッズ」

17歳の天才プログラマーが設立した株式会社「PEACH SYSTEM」で社運をかけて自社開発しているのは、なんと「アダルトグッズ」です。

 

具体的に何のアダルトグッズかに関しては、本作品を読んで欲しいので伏せますが、それを知った史郎は、「この会社大丈夫か…?」と心配の様子。

 

入社当初は、そんな百香と会社を心配していましたが、百香の目標や熱量に押され、史郎も真剣に向き合うようになります。

 

特に、百香の持病、それに繋がる目標や夢を知ってからは、より仕事や製品開発に取り組み、本気で百香を支えようとします。

 

それと同時に、より百香に惹かれていきます。

 

SE(システムエンジニア)として、デスマーチなどの要素も多く含まれている

漫画のタイトル「SE」でもあるように、システムエンジニアの描写にも力を入れています。

 

数年間SEとして働いた私としては、共感できる部分が多くあり、このあたりもリアルに描かれていて面白かったです。

 

今まで主人公の出会いやアダルトグッズについて述べていたので、SE要素はどこ行った?と思われるかもしれません。

 

この漫画の要素を整理すると

  • SE(システムエンジニア)
  • アダルトグッズ&下ネタ
  • 恋愛模様

の3つですね。

 

どれもバランス良く描かれていますね。

 

システムエンジニアには分かる

  • デスマーチ
  • 急な仕様変更
  • 作業の効率化のためのプログラム

なども出てきてリアルに描写されていますね。

 

また、SEが使う用語を使った下ネタも出てくるので、斬新で面白いです。(笑)

IT関係を仕事にしている恋人ができれば、ぜひ使ってみたいところですね。

 

とは言え、SEの知識がないと楽しめないという訳では無いので、安心してください。

アダルトグッズ開発の部分を除いて、SEってこんな感じの仕事なのかと知ることもできますね。

 

難病と闘う百香が会社を起こした目的とは?多発性硬化症と製薬会社の買収

百香の持病とは、

多発性硬化症

国の特定疾患にも指定されている神経難病の1つです。

 

原因はよく分かっておらず、症状も人それぞれ。

 

本来、身体を守るための免疫が、なぜか自分の脳神経を敵とみなして攻撃してしまう病気とのことで、自己免疫システムが暴走してしまっている状態。

脳神経を攻撃するので、身体に様々な症状が出てきます。

 

百香の場合は、

  • 両目が見えなくなったり
  • 腕が動かせなかったり

という結構深刻な症状ですね。

 

この症状が出るのは、ストレスや疲労が溜まった時のようで、SE特有の長時間労働に加え、症状が出ていると自覚しつつも史郎とのデートではしゃぎすぎたためのようです。

 

史郎はその時、百香に持病があることは知らず、後日に武藤さんから話を聞くことになります。

しかし、史郎は、無理している百香に気づけなかったことに対して、自分を責めます。

 

仕事に集中できなかったり、考えるを紛らわすため、めちゃくちゃ仕事をしたりという状況。

 

そんな時、入院している百香の容態が安定したという連絡を受け、史郎が会社の状況を報告するため、病院に向かいます。

 

そこで史郎は、百香の目標や夢を知ることになります。

ピーチシステムをとんでもなく大きな会社にして製薬会社を買収し、自分の未来の可能性を手に入れる事

 

お医者さんが言うには、

  • 「少しでも病気の進行を遅らせましょう」
  • 「いつかきっと根治させる治療薬ができます」

とのことですが、百香は「それっていつだよ!」と思います。

 

また、この多発性硬化症は、患者数が少なく、薬を作っても製薬会社が利益を出せないため、研究開発に積極的ではないとのこと。

現実的に、治療薬ができるのは絶望的というのが現状のようです。

 

という訳で、百香は大金を稼いで製薬会社を買収し、研究開発することが目標です。

 

自社商品の開発は、その第一歩という感じですね。

 

これを知った史郎は、「僕にできることは何だって言ってください!」と百香を一生懸命支えることに…

 

作中に出てくる多発性硬化症については、実情を踏まえて描かれているようです。

本作品の最後では、多発性硬化症についてのリンクと難病への支援策として寄付を呼び掛けているので、それに合わせてここでも紹介させて頂きます。

参考 公益財団法人難病医学研究財団公益財団法人難病医学研究財団 参考 特定非営利法人 MS(多発性硬化症)キャビン特定非営利法人 MS(多発性硬化症)キャビン

 

 

まとめ:一生懸命真っすぐ頑張る姿を見たい方におすすめ!

百香の壮大な夢をかなえるため、本人はもちろん、史郎もその夢を一生懸命支えます。

 

自社商品の売れ行きや会社の行く末も気になりますが、百香と史郎の恋愛模様も気になるところですね。

 

  • SE(システムエンジニア)
  • アダルトグッズ&下ネタ
  • 恋愛模様

と色々な要素がありますが、どれも濃く描かれているので、1つでも興味があるという方であれば、ぜひ一度読んで頂きたいですね。

 

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