目次
orangeのあらすじ
女子高校生:高宮菜穂は、差出人が自分になっている手紙を受け取る。
手紙には、
「26歳でずっと後悔していること」
「その後悔を回避するための行動」
が書かれていた。
10年間ずっと後悔していることを変えることができるのか?
その奮闘する様子を描く。
・好きな子を巡る恋愛模様
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orangeを読んだ感想や面白いポイント
orangeの感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/
10年後の高宮菜穂がずっと後悔していること:成瀬翔がいない未来
高校2年生の始業式に、主人公:高宮菜穂に届いた手紙は、10年後である26歳の高宮菜穂からでした。
私から…?
10年後の未来?
何かのイタズラだよね?
と困惑した様子です。
当然ですよね(笑)
こんな手紙がきたらイタズラと思ってしまいます。
しかし、手紙を読み進めていくと、
4月6日
・朝、目覚ましをかけ忘れて人生初の寝坊。
・6組に東京から転校生がやってくる。
名前は「成瀬 翔(なるせ かける)」
席はとなり。
とこれから起きることが書かれていました。
菜穂は、学校のホームルームで手紙を読んでいたので、人生初の寝坊は当たっており、「うそ!?当たってる」と驚きます。
その次の瞬間、先生から転校生として翔が紹介され、菜穂の隣の席に案内されます。
本物?
偶然だよね…
と困惑している内に、1つ目の大きなターニングポイントを迎えます。
転校生と仲良くなろうと菜穂の友達:須和弘人(すわひろと)が一緒に帰ろうと誘います。
しかし、手紙には
・翔に一緒に帰ろうと誘っても翔は断る。
◎この日だけは翔を誘わないで欲しい。絶対に。
ですが、イマイチ手紙を信用していない菜穂は、そのまま一緒に下校することに…
なぜ誘ってはいけないのだろう…とモヤモヤしながら帰ります。
しかし、その次の日から2週間、翔は学校に来ませんでした。
手紙には、
10年後の今、翔はここにはいません。
大切なものを失わないで。
と10年後の菜穂が後悔し続けていることを変えて欲しくて送った手紙でした。
「翔はここにはいません。」が何を示しているのか気になるところですね。
翔と弘人と菜穂の恋愛模様
本作品は、翔を助ける様子だけでなく、恋愛模様も描いています。
ちょっと3人の関係を整理すると
菜穂 ⇔ 翔
弘人 ⇒ 菜穂
という感じです。
菜穂は、翔の優しや気遣いという部分が好きになり、めちゃくちゃ積極的では無いものの文化祭の花火に誘ったり、お弁当を作ったりとアプローチします。
とは言え、手紙にあった翔がいなくなるという後悔をしないためでもあります。
弘人は、菜穂のことが好きでしたが、菜穂と翔の恋愛を応援しているようで、好きであることは周りに隠しているようです。
ちなみに、菜穂以外の友人にはバレバレです(笑)
読者からすると、菜穂と翔が好き同士ということは丸わかりなのですが、中々進展はなく、少し気になる人の平行線という感じで、じれったく進みます。
ここが恋愛漫画の醍醐味でもあるので、最終的にどうなるのか気になるところですね。
10年後、翔がいなくなってしまい後悔しているということも気になりますが、この二人の恋愛模様も見どころではありますね。
未来を変えることはできるのか…
10年後の翔がいなくなった世界。
助けられたんじゃないかという後悔。
今の菜穂からすると、翔がいなくなるというのは想像するのは難しいと思います。
目の前で、弘人とサッカーをしたり、元気に友達と笑っていたり、何気ない日常を送っているのですから…
しかし、未来の手紙から、この時にも翔は心に重荷を背負っていることを菜穂は知っています。
この重荷が翔がいなくなる原因となるので、ここをどうするかが鍵となりそうですね。
果たして、菜穂たちは、翔の心に背負っているものを取り除いてあげることができるのか。
そして、10年後の未来を、翔を含めてみんなで笑って迎えることができるのか。
気になりますね…
まとめ:友達のため、未来を変えるために奮闘する
『orange』では、未来から手紙が来るというSF要素もありますが、SF要素はそこだけですね。
- なぜ未来から手紙が来たのか
- どうやって送ったのか
というようにSF部分を突き詰めたりはしないので、どちらかというと未来を変えるということを軸に行動しつつも、恋愛、学生生活を中心とした漫画ですね。
その分、翔のために今何ができるのか、友達みんなで未来を変えるべく奮闘する様子が濃く描かれている作品となっています。
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