目次
NEW GAME!の漫画のあらすじ
主人公:涼風 青葉(すずかぜあおば)は、高校卒業後、小学生から大好きで、キャラクターデザインに惹かれていた「フェアリーズストーリー」というゲームを制作している開発会社「株式会社イーグルジャンプ」に就職。
青葉にとって憧れであったキャラクターデザイナー:八神コウを目標に、同じチームの仲間と大変なゲーム制作に奮闘する姿を描く。
・ユーザーへの想いや制作の大変さの末、ゲーム完成の感動を味わいたい方
・ゲーム制作の裏側を見たいという方
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NEW GAME!の感想や面白いポイント
NEW GAME!
涼風青葉と八神コウの出会いとフェアリーズストーリーについて
青葉は、小学生の時からPRGゲーム:フェアリーズストーリーが好きだったようです。
素晴らしいキャラクターデザインを魅了され、フェアリーズストーリーのキャラクターデザインの八神コウさんに憧れていたようですね。
その憧れから、キャラクターデザインを目指し、高校卒業後、フェアリーズストーリーを制作している「株式会社イーグルジャンプ」に就職します。
いきなり、コウさんと同じチームに配属され、憧れだった人と出会うことになります。
泊まり込みで仕事をしていたコウさんは、寝るときは自席の床でパンツ姿で寝ます。
そこを青葉に見らるというのが、最初の出会いですね。(笑)
その後、パンツ姿で寝ていた人が、憧れだった八神コウさんと紹介され、驚きます。
すごい出会いをしたわけですが、何はともあれ3Dモデリング未経験の青葉は、コウさんから渡された参考書を頼りに、作業をしていくことになります。
青葉の初仕事は、ゲームの3Dキャラクターモデル制作
参考書も半分ほど終えた青葉は、コウさんから仕事を振られます。
最初の仕事は、ゲーム内の町を賑やかにするために、NPCキャラをたくさん作ることです。
1体目は、コウさんに厳しくチェックされ、修正を繰り返して、1週間ほどかけて、やっと完成という感じです。
初仕事ということで、1体目は期限は無かったようですが、コウさんは、2体目は3日、最終的には1日1体を目標に頑張るように指示があります。
慣れてくれば作業は早くなると思いますが、1日1体3Dモデリング作るのってすごい大変な作業というイメージがありますね。
青葉は、趣味で絵を描いており、今までであれば描いたら終わりという感じでした。
しかし、仕事では、作ったものをチェックしてもらって、修正するという作業が入ってくるので、それに対して、難しさを感じているようですね。
そんな青葉が、キャラクターデザインとして一人前になっていく姿は、見どころですね。
ゲーム制作会社はつらい!?ちょいちょい見えるブラックさ
ゲーム制作の業界は、残業や泊まり込みは当たり前という話をよく聞きます。
NEW GAME!でもその様子が描かれており、アートディレクターの遠山りんやキャラ班リーダーのコウさんは、ちょくちょく会社に泊まっているようです。
また、青葉も入社早々、泊まり込みをする羽目になります。
やはり、ゲーム業界は、特にゲームのリリース(発売)前などは、残業や泊まり込みと大変なようですね。
NEW GAME!ではスマホアプリでは無いですが、スマホアプリだと、リリース後も不具合修正で大変なことも多いみたいです。
青葉やコウさん達は楽しんでやっているのが幸いですが、
- 体調を崩さないこと
- 残業代がきちんと出ていること
を祈るばかりです。
私はシステムエンジニアだったのですが、ゲーム業界からエンジニアに転職してきた方の話を聞くと、かなり大変だと仰っていました(笑)
これからゲーム業界で働くという方は覚悟がいるので、本当にゲーム制作が楽しいという方でないと厳しいかもしれませんね。
大変なゲーム制作会社の中で成長する青葉
高校卒業後、新入社員として入社した青葉ですが、
- 社会人としての振る舞いやマナー
- キャラクターデザイナーとしてのスキル
の両方で、どんどん先輩から吸収して成長していきます。
入社当初は、社内のメッセージツールで顔文字を付けて、くだけた感じの文面でやり取りしていました。
≫ 青葉
参考書の指示のあった項目まで終わりました♪
よゆーデス(*‘ω‘ )b
とこんな感じでコウさんにメッセージを送ったところ、コウさんから
≫ 八神コウ
ご苦労様です。
ちょっと席まで来てくれるかな?
メッセの使い方も含めて
教えることがあります。
そりゃそうですよね。(笑)
青葉はこの返信を見て、冷や汗だらだらという感じです。
新人らしい笑い話で済む小さな失敗ですね。
とは言え、このやり取りの前に、コミュニケーションが苦手でメッセージではテンションが高くなるひふみさんの影響でもあります。
しかし、人によって使い分けないとダメですね(笑)
仕事では、3Dモデルで村人を作っている青葉ですが、クオリティや制作速度もどんどん速くなり成長していきます。
この青葉の成長が見どころですね。
まとめ:ゲーム制作会社の大変さとユーザーへの想いを見たい方におすすめの漫画!
NEW GAME!の作者は、得能正太郎さんは、3年間ゲーム会社に勤めており、それを元に描かれている漫画なので、リアリティがありますね。
当初は、当時のことを思い出しながらゲーム制作は
楽しいこともあれば、
辛いこともあり…
辛いところあり…
つらくて闇に飲まれてしまう!
というようなほのぼの社畜漫画にするようだったのですが、青葉と他の同僚の仲が良く、辛い雰囲気にはならなかったとのこと。(笑)
確かに漫画を見ていると、泊まり込みでの残業やリリース前の追い込みは大変そうでしたが、和気あいあいとした雰囲気だったので、そんなことは感じませんでしたね。
しかし、それと同時に、現実のゲーム業界だと辛いだろうな…とも思います。
そんな漫画ですが、ゲーム制作を通して”作ることの大変さ“や”ユーザーへの想い“が分かり、さらに発売後の”ユーザーの喜び“を感じることのできる素晴らしい作品ですね。
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