モンタージュのあらすじ|三億円事件を題材にしたミステリー漫画

モンタージュのあらすじ

お前の父親は、三億円事件の犯人だ…!!

日本の犯罪史に名前を残す未解決事件「三億円事件」を題材にした漫画。

高校生の主人公:鳴海大和(なるみ やまと)は、幼少期に瀕死の老刑事に「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられたことをきっかけに、色々な厄介毎に巻き込まれていく。

 

三億円事件奇譚 モンタージュのおすすめポイント
・実際の出来事をモチーフにしたミステリー漫画
・警察から逃れる頭脳戦

 

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モンタージュの感想や面白いポイントについて

三億円事件奇譚 モンタージュの感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/

 

昭和史最大の未解決事件『三億円事件』を題材にしたミステリー漫画

『三億円事件』と言えば、昭和最大の未解決事件で有名なので知っている方も多いと思います。

 

簡単にどんな事件か言うと、

1968年(昭和43年)12月10日に、東京芝浦電気(現:東芝)府中工場従業員のボーナス約3億円を運ぶ現金輸送車を偽の白バイ隊員によって車ごと盗まれるという事件。

 

捜査において、警察官延べ17万人、費用は7年で9億円以上、容疑者リストに載った人数は11万人というかなりの規模です。

 

1975年(昭和50年)12月10日:公訴時効が成立(時効期間7年)

1988年(昭和63年)12月10日:民事時効が成立(時効期間20年)

 

という形で終わり、日本犯罪史に名前を残す未解決事件となった。

この事件をモチーフにしたのが、本作品『三億円事件奇譚 モンタージュ SINCE 1968.12.10』です。

 

もちろん、本物の事件は未解決なので、実際の捜査で分かっていることを交えつつ、本作品独自の方向性に、話しが展開されていきます。

 

父親が三億円事件の犯人と告げられ、父親が不審な死を遂げる

主人公:鳴海大和が10歳の時に、幼馴染の小田切未来(おだぎり みく)と下校中に、人気のない裏路地で血痕を見つけます。

血痕をたどると、そこには瀕死の老刑事がいました。

 

2人は人を呼ぼうとしますが、未来が「大和、行こう」という呼びかけを聞いた老刑事は、「鳴海鉄也(大和の父親)の息子だな…?」と呼び止めます。

 

たまたま目の前に合わられた少年が知っている人の息子とは、すごい偶然ですよね。

老刑事も「なんて巡り合わせだ…」と驚いているようでした。

 

老刑事は、お前に伝えたいことがあると言い、こう伝えました。

鳴海鉄也は、三億円事件の犯人だ…!!

 

周りの人間を信じちゃいけねぇ…

誰も信じるな…

と言って、老刑事は亡くなりました。

 

子供からすればかなりショッキングな出来事ですが、それだけではありませんでした。

 

大和の父親は、数日前から長崎から東京に出かけていましたが、全く帰ってきませんでした。

釣りをしているところを海に落ちたのか、水死体として出てきました。

警察は、事件性は無いとして司法解剖もせず、事故死として処理します。

 

大和は、既に母を無くしており、父親の事故死ということで一人になってしまいますが、未来の父親:小田切 武雄(おだぎり たけお)と大和の父親は、昔から仲が良く、大和を引き取ることに。

 

しかし、大和にはとある疑問が残りました。

なぜ、東京に行って釣りをしていたのか…

なぜ、大して好きでもない釣りなんてしていたのだろうか…

本当に事故だったのだろうか…?

 

大和が三億円事件の500円札を発見

時は過ぎ、大和と未来は高校生になります。

時間が過ぎても、大和は、三億円事件と老刑事に言われたことを気にしていました。

 

ある時、剣道の道場を経営していた未来の父親ですが、防具が古くなっているが、未来の進学費用のため我慢しているということを話します。

 

未来の父親は、昔、大和の父親に剣道を教えられて世話になっていたということもあり、大和は、「父親の防具を使ってください」と伝えます。

 

形見の防具ということもあり一度は断ったものの、未来の父親は、ありがたく防具を受け取ることに。

さすがに、防具に付いている名札の部分は、大和に返します。

 

防具を身に付けてみると、指先に小さな紙が入っていることに気づき、それをきっかけに、未来の両親の行方が分からなくなってしまいます。

 

また、大和も返してもらった名札部分が不自然に縫い付けられていることに気づきます。

 

開けて見るとそこには、三億円事件で盗まれた血痕のついた500円札が入っていました。

盗まれた紙幣のナンバーと比較しても一致していたので、大和も三億円事件で盗まれたものと確信します。

 

この時、三億円事件の運命の車輪は、音を立てて動き始めたのです。

これをきっかけに大和と未来、その周りの人たちが、色々な出来事に巻き込まれていきます。

 

警察官:関口の殺人、大和と未来の逃亡生活

大和と未来は、両親が失踪したということで、警察に相談しに行きます。

 

一方で、大和は、未来の両親が、三億円が隠されている軍艦島に行ったかもしれないということを突き止め、未来と一緒に軍艦島に渡ります。

 

正規の観光船では、都合が悪いので近くのボートを借りれるところから出発します。

 

しかし、その帰りに、相談にも乗ってもらった警察官:関口が、ボード屋の店主を殺害しているところを目撃します。

 

そんな場面を見てしまったために、大和と未来は追われますが、何とか逃げ切ります。

ですが、ボート屋の店主を殺害した犯人として、大和と未来がニュースに流れることになります。

 

ここから2人の逃亡劇が始まりますが、この警察官の関口という男、非常に怪しいですね。

 

警察に仕組まれているということもあり、2人にとってはかなり分が悪いですが、そんな状況から警察から逃れるため、逃亡生活をすることになります。

 

この先警察(関口)を相手に、どうなってしまうのでしょうか…

 

まとめ:実際の『三億円事件』という昭和最大の未解決事件をモチーフにした作品

三億円事件は、知っている人は知っている有名な事件です。

昭和に起きた最大の未解決事件で、知らない人も名前ぐらいは聞いたことあるかなと思います。

 

そんな事件をモチーフにした漫画なので、実際の三億円事件とは違うにしても興味が湧いてきますよね。

 

果たして、

大和の父親は、本当に三億円事件の犯人なのか。

警察に追われる大和と未来の運命はどうなるのか。

 

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