いぬやしきのあらすじ|まさかのお爺さんが大活躍する漫画

いぬやしきのあらすじ

主人公:犬屋敷壱郎(いぬやしきいちろう)は、どこにでもいるような4人家族のお父さん。

家族から粗末な扱いを受けるが、ある日、健康診断の再検査で胃ガンと診断され、余命3カ月と宣告された。

 

壱郎は、「自分があと3カ月で死ぬと家族に話したら、みんなは悲しんでくれるだろうか…」と思い、余命宣告されたことをなかなか言い出せずにいた。

 

そんな時、ある事故に巻き込まれ、宇宙人に機械の体にされた壱郎は、新たな人生を歩む。

 

【いぬやしき】はこんな方におすすめ

・冴えないサラリーマンお父さんが活躍する漫画を見たい方におすすめ!

 

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いぬやしきを読んだ感想

いぬやしきの面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/

 

犬屋敷 壱郎(いぬやしき いちろう)のかわいそうな人生

犬屋敷壱郎(いぬやしきいちろう)は、どこにでもいるサラリーマンですが、その中でも特に、冴えないサラリーマンです。

 

58歳の壱郎ですが、その年齢からは程遠い、白髪に老け顔

娘の友達からは、「おじいちゃん?」と言われ、医者からは、「58!? 58には見えないねー」と言われる始末。

 

今まで、すごいストレスを受けてきて、苦労しているんだな…ということが分かりますね。

 

そんな壱郎は一家の大黒柱ですが、他の家族構成は、

 

犬のはな子(はなこ):成犬で人懐っこく、壱郎の唯一の心の支え

 

妻の万理江(まりえ):パート。夫婦仲は冷めきっている

 

娘の麻理(まり)  :女子高生。両親に”似ず”美少女。

 

息子の剛史(たけし):中学生。父親以上に内向的で卑屈な性格。

 

壱郎からすれば結構冷め切っている家族で、読んでいて、かわいそうになってくる状況です。

「うわぁ、こんな家族は自分は嫌だなぁ…」と思ってしまいます。

 

ここで、壱郎のかわいそうポイントをいくつか紹介しようと思います。

 

ローン嫌いな壱郎がやっと建てた家を娘に「まぁ、こんなもんか…」など色々文句を言われる。

 

壱郎一人で荷解きして、他の3人はファミレスで食事

 

電車の端の席で、手すりに男子高校生が寄りかかり狭い思いをする。

 

息子の友達に「夜一人で牛丼食ってるサラリーマンって何が楽しくて生きてんだろうな」と言われる。

 

胃ガンと診断され、余命3ヶ月と宣告される。

 

余命宣告され家族に電話したが、誰一人出てくれない。

 

他にも色々あるのですが、こんな感じですね…

 

さすがに、かわいそうになってきます。

 

家族に余命宣告されたことを伝えようとしますが、

「自分があと3カ月で死ぬと家族に話したら、みんなは悲しんでくれるだろうか…」

「みんな泣いてくれるのかな…」

と思うとなかなか言い出せずにいました。

 

そんなことを考えながら散歩している時に、夜にも関わらず、急に空が明るく光ります。

直後の爆発に巻き込まれて、壱郎は死んでしまいます。

 

これは、宇宙人のミスによるもののようで、宇宙人は痕跡を残したくないのか復元を試みます。

 

壱郎は無事(?)復活しますが、機械の体になっていました…

 

MEMO

家族の仲は、機械の体になった後に、なんだかんだで徐々に仲良くなっていくのでご安心を。

 

機械の体になった壱郎の新しい人生:人助けを生きがいに

機械の体になった壱郎は、最初は自分が機械の体になったことは知りませんでした。

 

しかし、色々変な部分が出てきて、身体に何か異変が起きていると感じます。

(この時、壱郎は、そろそろ死ぬのかな…と思っています。)

 

異変が色々と起きますが

  • 家の床がギシギシときしむ(機械の体で重くなっている)
  • 味覚がおかしくなる
  • 腰の痛みが無くなる
  • 眼鏡が無くても視力が良くなっている
  • 再検査でレントゲンが何も映らず真っ白
  • 注射器の針が全く刺さらない
  • 血圧計が全て「Error」

さすがにおかしいと思う壱郎。

 

そんな時に、身体から蒸気が出て、体の内側から色々な機械が出てきます。

 

ここで初めて壱郎は、機械の体になったことを知ります。

 

「本当の私は死んだ…」

「私は何のために存在しているんだ?」

と悲しみに暮れます。

 

一度死んだ場所に生きましたが、その近くでホームレスの男が少年に花火やバットでリンチされている現場に遭遇します。

 

今まであればスルーすると思いますが、機械の体になった壱郎は、ホームレスの男を助けます。

 

壱郎の背中からミサイルが飛び出し撃退。

その後、ネットにリンチの様子をアップロードし制裁を与えます。

 

こうして人助けをした壱郎は、

  • 「僕が人の命を救った…」
  • 「僕は心のある人間で、生きている感じがする…」
  • 「犬屋敷壱郎だ…」

と喜びます。

 

こうして壱郎は、機械の体になったものの、一人でも多くの命を救うことを生きがいに、新しい人生を歩んでいきます。

 

もう一人事故に巻き込まれ機械の体にされた少年:獅子神 皓(ししがみ ひろ)

実は、壱郎が事故に巻き込まれて復活した際、同じ場所にもう一人少年がいました。

 

偶然にも壱郎の娘の麻里と同じクラスメイトですが、接点は無し。

 

家族や友人には優しい青年ですが、それ以外の人間には無関心という極端な性格をしています。

 

機械の体になったことを知った皓は、イジメられて不登校になった親友:安堂を助けるため能力を使います。

 

イジメの犯人にイタズラをしていましたが、限度を超え最終的に、射殺。

 

皓は、その後も過激な行動を繰り返し、人助けをする壱郎とは真逆の存在になっていきます。

 

機械の体という唯一の共通点があり、対照的な壱郎と皓が出会うことになるのですが、出会った後も見どころですね。

 

まとめ:冴えないサラリーマンお父さんが活躍する漫画を見たい方におすすめ!

どこにでもいる冴えないサラリーマンが、人を救い大活躍する漫画です。

 

普段は、大黒柱であるにも関わらず、家族から雑に扱われかわいそうなお父さんですが、機械化をきっかけに、自分の人生の意味を悟り、人助けをしていきます。

 

おっさんが活躍する漫画は中々珍しい上に、ストーリーがストーリーなので、新鮮で見ごたえがありますね。

 

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