「はねバド!」のあらすじ|カワイイからカッコイイへ豹変する本格バドミントン物語

「はねバド!」のあらすじ

 

「今は私も、バドミントンが好き!」
「私、まだここにいる。ここが私の、スタートラインだから!」

 

県立北小町高校バドミントン部は部員数が足りず団体戦にも出られない状態。コーチである立花健太郎は部を立て直しを考える中で、運動神経抜群の主人公:羽咲綾乃を見つけ勧誘する。

 

幼い頃からバドミントンを経験し、天才といっても差し支えない才能を持つ綾乃。しかし、彼女はバドミントンが大嫌いだった!?

 

序盤はかわいい絵柄とポップな表現が魅力で、中盤からはアスリート特化のストイックで泥臭い、それでいて美しい表現が特徴という1読で2度美味しい作品です。

 

本格青春バドミントンストーリーが今、幕を開ける!!

 

 

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はねバド!を読んだ感想

「はねバド!」の面白いポイント、感想をレビューしていきます!(*’ω’*)/

 

かわいいけれど狂気的な面も持つ主人公:羽咲綾乃

 

はねバド!は本格スポーツ漫画です。

はねバド!の大きな特徴は、序盤と中盤以降で作風が変わりすぎって言うくらい豹変することです。

序盤はどちらかと言うと、かわいい女の子たちのスキンシップがあったり、学園描写は多かったりと、いわゆる萌え要素が強かったように思います。

 

絵柄の変化に伴ってキャラクターの言動や性格もスポーツマンとしてのストイックなものへと変わります。

 

これは読んでいてほんとに驚きます。

試しに表紙を比較してみましょう。

 

【第1巻】

【第5巻】

 

すごい違いだぁ、、、(;’∀’)

 

主人公の綾乃も、登場時は明るくてわがままなところもあって泣いたり、むくれたりと感情表現豊かな子でした。

 

しかし、画像のような絵柄の変化に合わせて、一般的な目で見て、性格は悪くなり相手に対して暴言と捉えられる言動が増え、バドミントンの部員に対してもキツイ発言が増えていきます。

 

読んでいて「僕の知ってる綾乃ちゃんじゃない、、、(;’∀’) 」と私も思いました。

 

しかし、これは綾乃ちゃんが女子高生からスポーツ選手としての覚醒に合わせての順当な表現なのかなと思います。

 

きっと作者である濱田先生も純粋でストイックなスポーツ選手としての表現をしたかったんじゃないかなと読んでいて感じました。

 

いくら性格が変わろうとも綾乃ちゃんのキャラの根幹は変わっていないです。

ただ、かわいくて良い子が主流の女子スポーツ漫画において、見方によっては性格の悪い子だと捉えられるようなスポーツマンとしての主人公を描くのは新しい試みだと思います。

濱田先生すごい、、、!!

 

荒垣なぎさと立花コーチ、石澤望と倉石コーチ

 

私が「はねバド!」を読んでいて、心に残るのは選手とコーチの関係性です。

 

「はねバド!」は本格スポーツ漫画です。

選手が強くなるのは良い指導者つまりコーチとの関係が必要です。

 

・主人公:綾乃にはディゴという名コーチが付きます。

・綾乃のライバルの一人である荒垣なぎさには立花コーチ

・そして荒垣のライバルとして石澤望には倉石コーチ

それぞれ選手とコーチとの関係を鮮明に描いています。

 

特に荒垣と石澤との関係は対極的な関係となっています。

選手の意思を尊重し、選手の助けとなるような指導を行うのが立花コーチ。

それに対して、自分のバドミントンに対してのデータや経験測などを選手に対して刷り込むことによって、実力を伸ばすのが倉石コーチである。

 

バドミントンの試合においても倉石コーチはベンチから石澤に対して事細かに指示を出して自分の思い通りに試合をするように強制する場面が多い。

 

石沢と荒垣は試合で使うことになる。

二人のプレイスタイルは全く違うプレイスタイルであり、攻撃力を重視する荒垣と守りを重視する石澤。

 

立花コーチは荒垣を尊重し見守るようなスタイルであり。

倉石コーチは石澤を管理するようなスタイルである。

 

自分のやりたいプレイスタイルができない石澤は、自由にプレーする荒垣に焚きつけられ、ついに倉石コーチの指示から離れたプレーをする。

 

倉石は石澤のことを思って指導を行ってきたのだが、その時初めて自分が石澤の自由を奪っていることに気づく。

 

お互いのコーチが指導していることは間違っていない。

どちらも選手のことを大事に考えている

 

その指導方針を比較している、荒垣と石澤の試合は「はねバド!」を語る上で欠かせない試合だ。

 

絵柄の変化と評価

 

「はねバド!」も話を友人とする時に絶対に話題にでることがあります。

 

「序盤と今だと、どっちの方が好き??」

 

「はねバド!」は作中で絵柄と作風が変化します。

 

序盤の萌えよりのキャラの可愛さが好みか

【参照:第2巻】

 

それともスポーツ漫画として特化した方が良いか

【参照:第11巻】

 

私は、どちらも好きですが、

強いて言うならばスポーツ特化された絵柄の方が好きです。

 

上記の11巻の表紙から伝わるように繊細なペンタッチで細く躍動感のある描写はまさに圧巻です。読んでいて手に汗にぎる、まるで試合会場の観客席で選手を見ているような気持になります。

 

あなたはどちらが好みでしょうか?

是非、たくさんの方に読んで頂いて、感想を聞きたいです。

 

まとめ:大胆な絵柄の変化と熱いスポーツ漫画が味わえる

 

「はねバド!」は読んでいて、誰かと語り合いたくなる作品だと思います。

それだけ絵柄やキャラクターの性格の変化など様々な要素が詰まっています。

 

変化はありますが、一貫していることは選手を描くということです。

キャラクターの選手としての成長は他の多くの漫画に比べてかなり細かく描かれているのではないかと思います。

 

かわいい女の子が見たい方、そして本格スポーツものが見たいという方、どちらにもオススメです!!

 

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