目次
トモダチゲームのあらすじ
主人公:片切友一(かたぎり ゆういち)は、母に”お金より友情が大切“と教えられ、友情を大切にする男子高校生。
ある日、友一と友達の美笠天智(みかさ てんじ)、沢良宜志法(さわらぎ しほ)、四部誠(しべ まこと)、心木ゆとり(こころぎ ゆとり)の5人が誘拐され、”トモダチゲーム“に参加させられる。
そのゲームで騙し、騙され、裏切り、裏切られる壮絶な心理戦・頭脳戦が繰り広げられる。
・綿密な心理戦・頭脳戦が良い
≫ 関連記事:Kindleの漫画セール情報リスト
≫ 関連記事:漫画の新刊情報・発売日リスト
トモダチゲームの面白いポイント
トモダチゲームの感想や面白いポイントをレビューしていきます!(*’ω’*)/
友情関係を揺さぶる様々なゲーム
友一が通う高校では修学旅行が近づいていましたが、生徒全員の修学旅行費200万円が何者かによって盗まれるという事件が起きました。
修学旅行費は、生徒で友一の友人でもある沢良宜志法と四部誠の2人が預かって、先生に渡すことになっていました。
その最中に盗まれたので、クラス中で2人が盗んだのではないかという疑いがもたれます。
生徒に大金を任せる学校は、どうなんだ?と思うのですが、ここは置いておきます(笑)
そんな事件が起きた矢先、何者かによって、友一や志法、四部を含む友人5人が誘拐されました。
誘拐されたのは次の5人で、”トモダチゲーム”に参加させられます。
片切友一:主人公。母から「金より友達」と言われ育てられたが、”トモダチゲーム”によって本性が現れる。頭脳派で、心理戦や人心掌握に長けている。
沢良宜志法:警察官である父に厳しく育てられ、曲がったことが嫌いな性格。天智から「正義の権化みたいな人」と言われる。
四部誠:市議会議員を父を持ち家庭は裕福。お調子者で天然。
美笠天智:コミュ力が高く学年トップの秀才。志法とは幼馴染。
心木ゆとり:大人しい性格でスタイルが良い。胸が大きい。
全員友一のクラスメイトであり、大切な友人ですね。
この他に、”トモダチゲーム”を運営している側の悪役的な人たちがいるという感じですね。
5人が目覚めると”トモダチゲーム”の案内人であるマナブくんが登場し、ゲームの概要を説明します。
どうやらこの5人の中に、2000万円の借金をしている人がいて、ゲームの参加料として1割の200万円を受け取ったので、ゲームに招待したとのこと。
このゲームで、借金2000万円を返済するためのゲームが”トモダチゲーム“という訳です。
一応”トモダチゲーム”への参加・不参加の選択権は5人にゆだねられていますが、他の4人が友達のために、ゲームに参加しようとしています。
一方で、お金の恐ろしさを知っている友一は、誰がどういう理由で借金しているのか聞こうとします。
しかし、志法が
「私はこの際、借金をした人間が誰かなんて追求しなくて良いと思っている。」
「本当に困っていて、私たちを友達と見込んで助けを求めたんだと思う。」
という言葉に、友一以外の友達は賛同して、参加しようとします。
友一は、
「えっ?そうなのか…?そういうものなのか?」
「友達だったら借金の理由を聞くこと自体が禁忌(タブー)ってことか?」
と戸惑います。
その後、友達の同調圧力やマナブに煽られたということもあり、友一も何も聞かずに”トモダチゲーム”に参加することになります。
ちなみに私は、絶対に誰の借金か根掘り葉掘り聞きますね。
というか不参加ですね。(笑)
でも実際に、誘拐されて変なところで、変なやつ(マナブ)に煽られたり、友達からの圧力があったりすれば、流されてしまうかもしれませんね。
そんなこんなで、”トモダチゲーム”に参加することになりますが、ゲームにはこの5人の友情関係を壊すようなルールがたくさん盛り込まれています。
みんなで協力して進めていけば、簡単にクリアできるルールなので、「みんなで協力すれば乗り切れるよ!」というスタンスでした。
しかし、友達を裏切ることによって
- 自分だけゲームが有利に進めることができたり
- 借金の額を減らす(※)ことができたり
するルールも盛り込まれているので、揺さぶられますよね。
※ゲームの勝敗だけで借金額が変わるのでなく、ゲーム中にもペナルティやボーナスとして個人の借金額が減ったり、増えたりします。
- 自分自身を取るか
- 友人(友情)を取るか
究極の選択を何度も迫られるゲームとなっています。
ゲームも第1ゲーム、第2ゲームと続き、ルールやテイストがガラッと変わったゲームがたくさん登場するので、その都度、見どころのある内容となっています。
片切友一:目的のために手段を選ばない心理戦・頭脳戦に長けた男
片切友一は、母から「金より友達」と言われ、育った高校生です。
貧しい生活ではあったものの、内職や新聞配達などで稼ぎつつ、お金よりも友情を何よりも大切にしてきました。
また、貧しい生活だったからこそ、お金の怖さも知っています。
そんな友一ですが、”トモダチゲーム”に参加して、とんでもない本性が現れ始めます。
友一は、簡単に言うと、
- 超頭脳派
- 心理戦に長けている
- 人心掌握(=他人の心を意のままに操ること)に長けている
- 平気で人を裏切り、友達を守るためなら何でもする
第1ゲーム、第2ゲームは5人でゲームを進めていくので、頭脳派で心理戦に長けているという印象でした。
しかし、第3ゲームから他で”トモダチゲーム”に参加していた別チームと対抗でゲームをやることになります。
それ以降、友達を守るために、人心掌握したり、他の人を裏切ったりと悪人のようになっていきます。
とは言え、この時の戦略などが面白く、見どころの1つですね。
このゲームを仕掛けた黒幕とは?
この”トモダチゲーム”を仕掛けた人間は誰なのか?気になるところだと思います。
2000万の借金をして、修学旅行費でもある200万円の盗み、”トモダチゲーム”に参加させた人ですね。
果たして、その目的とは何なのか…
まとめ:お金と友情を賭けた究極の心理戦・頭脳戦ゲームを見たい方におすすめ!
“トモダチゲーム”は、人の心理や人の醜い部分を上手く突いたゲーム(ルール)ばかりです。
心理戦などは、かなり考えられているなと感じる部分も多く、ハイレベルな心理戦・頭脳戦を見たい方にはおすすめの漫画ですね。
ゲームに勝つことでお金持ちになって帰ってくることもできるようですが、個人的には絶対に参加したくありませんね(笑)
≫ 関連記事:Kindleの漫画セール情報リスト
≫ 関連記事:漫画の新刊情報・発売日リスト
コメントを残す