異世界おじさんのあらすじ|異世界ものの新しい視点から攻めた漫画

異世界おじさんのあらすじ

17年間もの間、昏睡状態になっていた主人公:おじさんが目を覚ました。

親族一同がおじさんの引き取りを拒否したので、甥:たかふみは、渋々おじさんを引き取り共同生活を始めることになった。

 

目覚めたおじさんは、異世界「グランバハマル」にいたと語っており、甥のたかふみは「頭がおかしくなった」と思っていた。

現実世界に帰ってきたおじさんは、異世界で覚えた”風を起こす魔法”や”火を起こす魔法”をたかふみの前で使い、それを見てたかふみは本物だと信じた。

 

魔法を使えることを知ってからは、その能力でYoutubeで生計を立てることを勧める。

 

今まであった「異世界もの」を違う視点から描いたギャグ、コメディ漫画である。

 

 

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異世界おじさんを読んだ感想

異世界おじさんを読んだ感想を書いていきます!(*’ω’*)/

 

「異世界もの」を帰還後と言う新しい視点で描いた漫画。

いわゆる「異世界もの」の漫画ですが、”異世界おじさん”は、異世界に転生、迷い込んで異世界の中で暮らしたり、現実世界に戻る方法を探していく…といった異世界物のテープレート的なあらすじではありません。

 

よくある「異世界もの」大きく異なるのは、”異世界おじさん”は、異世界から帰ってきた後の話ということです。

異世界で覚えた魔法は、帰ってきてからも現実世界で使うことができ、色々な魔法を使いながら話が進んでいくところが見所ですね。

 

世界観としては、現実世界をベースに、魔法などの異世界の要素を混ぜたような感じで、今までにない斬新な漫画となっていて面白いです。

異世界に転生した後、現実世界に戻れたり、戻った後の生活を深く描く漫画はあまりないので、「異世界もの」で新しい刺激が欲しいという方にはおすすめです。

 

異世界の要素を混ぜ込んで魔法が使えるとは言え、使えるのはおじさんだけなので、正直羨ましいですね。(笑)

 

ちなみに魔法は、

  • 風を起こす魔法
  • 火を起こす魔法
  • 記憶を映像化する魔法
  • 空を飛ぶ魔法
  • 変身する魔法
  • 記憶を消す魔法

など結構、多種多様な魔法が登場します。

 

空飛ぶ魔法では、オークションで落札した商品を送料がかかるのが嫌という理由で、直接取引するために使ったりと、割としょーもないことに使っているところも面白いです。

 

今後、巻数が増えていくにつ入れて、どんな魔法が出てくるのか、その魔法でどう展開されていくのか気になるところですね。

 

 

17年間の世の中の動きに戸惑うおじさん

異世界に17年間いた(病院で昏睡状態だった)こともあり、現実世界では世の中がかなり変わっています。

おじさんが好きだった「SEGA」がゲームハードから撤退していたり、

ルームシェアを知らなかったり、

インターネットの掲示板を使うも、常套句で煽られたり、

スマホを知らなかったり、

世の中の変化に戸惑うところも見所ですね。

 

特に、ゲーム好きなおじさんからするとSEGAやその他のゲーム事情には敏感で、時代の流れを受け入れがたいという感情が伝わってきます。(笑)

 

 

ブサイクすぎて異世界では「オークの亜種」と間違えられる。

おじさんは、異世界にいた17年間、基本的にソロプレイという寂しい生活をしていたそう。

 

と言うのも、異世界では美男美女が多く、容姿の悪いおじさんは「オークの亜種」と間違えられて他の冒険者に狩られかけたり、人助けをしても快く感謝をされなかったりと可哀そうな対応をされていました。

 

結果、何をやっても上手くいかず、最終的には1人行動をするように。

そのため、異世界ファンタジーにありがちな賑やかで大きな広場の酒場でも1人ぼっちという感じです。

 

可哀そうに…。

 

 

ツンデレエルフの気持ちに気づかないおじさん。

容姿のおかげて、何をやっても悪い方向に捉えられ、誰も仲間になってくれないおじさんでしたが、異世界で唯一、おじさんに好意を寄せているツンデレエルフ(名前不詳)がいました。

 

しかし、おじさんが現実世界にいた17年前には、「ツンデレ」という言葉が無かったので、エルフの好意(行為)に全く気付かず。

 

たかふみとたかふみの幼馴染である藤宮は、”記憶を映像化する魔法”で異世界のおじさんの様子を見ていて、メイベルが明らかにツンデレと気づいているものの、全く気付かなかったおじさんに、もどかしさを感じています。

「おじさん!気づけよっ!!」という気持ちがヒシヒシと伝わってきます(笑)

 

 

なろう系であるもののなろう系とは違う作品

おじさんは、魔炎竜を1人で倒せるほど強いため、一見なろう系のような感じはするものの、実際それほどではないので、なろう系が好きではないという人も読みやすいです。

 

おじさんの強さを強調したり、知識をひけらかしたりというよりかは、現実世界でのたかふみとのやり取りや異世界のツンデレエルフ、オーク亜種と呼ばれひどい目に合ってきた話など、強さよりも他の部分が際立っているので、あまり気になりません。

 

というかなろう系を意識した作品ではないので、なろう系が苦手だ!という人にもおすすめな漫画です。

 

まとめ:異世界ではなく帰還後の現実世界の物語。

「異世界もの」でありがちなテンプレートのあらすじではなく、現実世界に帰還してきた後の話。

異世界ファンタジーに良くある魔法という要素を取り入れつつ、現実世界を中心に描いたギャグ漫画です。

 

ギャグ漫画なので、オーク亜種に間違えられて狩られるという話でさえも面白おかしく描かれているので、気軽に楽しめる作品ですね。

 

ギャグ漫画で笑いたい!

テンプレート的な異世界ものにはもう飽きたなー!

という方にはおすすめの漫画です。

 

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